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若手優秀発表賞
一般社団法人日本建築学会 第19回コロキウム構造形態の解析と創生 2024 実行委員会の厳正なる審査の結果、今年の優秀発表賞は下記の2名に決定しました(敬称略、発表順)。
金子亮太(竹中工務店)
「固定荷重と地震荷重に対する総歪エネルギーのトレードオフ関係に着目したグリッドシェル構造の構造形態創生」
田中一成(東京大学)
「双安定四辺形境界モジュールを用いた変形する曲面の設計」
形態創生コンテスト受賞作品
形態創生コンテストでは,18作品のエントリーがあり,その内13作品が提出され,事前の一次審査(動画によるプレゼンテーション)によって入選作品5作品が選ばれた。コロキウム当日には,入選作品のプレゼンテーションおよび二次審査が公開審査により行われ,最優秀作品1作品,優秀作品2作品,入選作品4作品が選ばれた。
■最優秀賞:『桶箱工法_ver3』 金子太一(東京藝術大学)
■優秀賞:『曲率の反転~双曲面レシプロカル構造による空間デザイン~』 樫田啓吾(株式会社大林組),三好健太(同),山本怜生(同),三田沙也乃(同),村瀨怜奈(同),伊藤世玲奈(同)
■入選作品:
『Multi-stable Rhombus』、髙室航平(ソニーコンピュータサイエンス研究所),堺雄亮(同)
『Foldable Honeycomb』、齋藤魁利(株式会社 AMDlab)
『シザース構造の応用による開閉可能な任意の三次元曲面』、浅岡小百合(慶應義塾大学)
『Newspaper Pavilion~新聞紙を材料とした3D プリント建築~』、土井究太(広島工業大学),大場風太(同),前田駿(同),土居颯真(同),小田原紫音(同),志々目慧大(同)
- プログラムを公開しました第19回コロキウム構造形態の解析と創生2024のプログラムを公開しました。HOMEページおよび下記リ… 続きを読む: プログラムを公開しました
- 参加登録/意見交換会の参加申し込み参加登録ページにコロキウムの参加登録と意見交換会の申込フォームのリンクを掲載しました。コロキウムに参… 続きを読む: 参加登録/意見交換会の参加申し込み
- プログラム
第19回コロキウム構造形態の解析と創生2024のプログラムを公開しました。下記のリンクよりダウンロードできます。
プログラム
- 開 催 趣 旨
近年の建築の設計プロセスにおける3D-CAD やBIM の利用は、意匠、構造、設備、施工の連携を強め、また、これまで不可能であった複雑な形態の構造物の建設も可能にしました。また、デジタル・ファブリケーションの技術が普及し、建築のデザインに大きな変化を与えつつあります。実現可能な建築表現の自由度が急速に増すなかで、建築物の形態をどのように決定すべきかという問題について、今後更に深く考えていく必要があります。
本コロキウムは2006 年度から毎年開催しており、今年で19回目を迎えます。これまでに、構造形態創生、構造最適化、アルゴリズミック・デザインといった建築構造物の形態を創り出すための理論・技術に関する研究や、実際のデザインへの応用事例などが数多く紹介され、活発な議論が展開されてきました。これらの理論・技術は一過性のものではなく、本質的なニーズの上に成り立った重要な建設技術であり、新しいコンセプトや最新のアルゴリズムなどを取り入れながら、議論を重ねて今後も発展させていく必要があります。
本年度開催する「第19 回 コロキウム構造形態の解析と創生2024」では、これまでと同様に形態創生の理論・技術に関わる研究者、技術者が一堂に会して最新の情報を交換すると同時に、理論・技術だけでなく、それらを具体的な建築物、プロジェクトなどに応用した事例紹介についても議論することで、これらの研究・技術分野が益々発展することを期待して開催されます。
- 主 催
構造委員会 シェル・空間構造運営委員会 構造形態創生小委員会
構造委員会 応用力学運営委員会 構造最適化と統合設計小委員会
- 後 援
建築情報学会
- 開 催 期 日
2024年11月7日(木), 8日(金)
- 開 催 場 所
1日目(11月7日):建築会館ホール(完全対面形式)
2日目(11月8日):建築会館ホール(対面& オンライン併用形式)